ほおずき‐がい【酸漿貝】
腕足綱のうち、シャミセンガイ類を除く触手動物の総称。すべて海産。大きさは3〜5センチ。外見は二枚貝に似るが、石灰質の殻は背腹にあり、膨らんだ卵形または長卵形で、殻の外に短い肉柄を出して岩などに固...
ほお‐の‐き【朴の木/厚朴】
モクレン科の落葉高木。日本特産。山林中に自生し、高さ約20メートル。葉は大形の倒卵形で、枝先に集まってつく。5、6月ごろ、黄白色の大形の花を開き、強い芳香を放つ。花びらはさじ状で6〜9枚ある。材...
ほし‐くさ【星草】
ホシクサ科の一年草。沼や水田に生え、高さ約10センチ。線形の葉が根ぎわから多数出る。秋、多数の花茎を伸ばし、卵球形の灰白色の穂をつけ、星をちりばめたようになる。みずたまそう。《季 秋》
ほし‐ざめ【星鮫】
ドチザメ科の海水魚。全長約1.5メートル。体色は淡灰褐色で、背面と側面に小白点が散在する。海底近くにすみ、甲殻類や貝を食べる。卵胎生。上等のかまぼこ材料になる。
ほしだから‐がい【星宝貝】
タカラガイ科の巻き貝。殻は卵球形で、殻高8センチくらい。背面は白地に黒褐色の斑点が散在し、腹面は白色。紀伊半島以南の暖海沿岸に分布。殻をカメオなどの材料にする。ほしだから。
ほたる‐いか【蛍烏賊】
ホタルイカモドキ科のイカ。胴長約6センチくらい。全身に多数の発光器をもち発光する。日本特産で、富山県では5月ごろ産卵のため海岸近くまで押し寄せ、群遊海面は特別天然記念物。食用。まついか。こいか。...
ほたる‐ぶくろ【蛍袋】
キキョウ科の多年草。山野に生え、高さ30〜80センチ。長卵形の葉が互生する。6、7月ごろ、白または淡紅紫色の釣鐘形の花を下向きに開く。名は、花に蛍を入れて遊んだからとも、花が提灯(火垂(ほた)る...
ほっちゃれ
川に戻り産卵を終えたサケやマス。肉がやせ味が落ちる。ほっつぁれ。
ホット‐ケーキ【hot cake】
小麦粉にベーキングパウダー・卵・牛乳・砂糖などを加え、鉄板で丸く平たく焼いた洋菓子。バターやシロップを塗って食べる。 [補説]焼きたてを食べるところからホットケーキ(温かいケーキ)という。パンケ...
ホップ【(オランダ)hop】
アサ科の蔓性(つるせい)の多年草。葉は卵形で3〜5裂し、長い柄で対生する。雌雄異株で、夏に開花。雌花は淡緑色の苞(ほう)に包まれ、多数集まって松かさ状に垂れる。苞の基部に分泌腺をもち、これに苦味...