らん‐けい【卵形】
卵のような形。たまごがた。
らんげん‐さいぼう【卵原細胞】
卵子の形成過程で生じる未分化な雌性生殖細胞。卵巣内で始原生殖細胞が細胞分裂を繰り返し増殖する時期の細胞をいい、有糸分裂して卵母細胞となる。卵祖細胞。
らん‐さいぼう【卵細胞】
卵(らん)のこと。1個の細胞からなるのでいう。
らん‐し【卵子】
「卵(らん)」に同じ。
らん‐し【卵歯】
卵生の動物が孵化するとき、卵殻を内側から割るときに使う硬い組織。口吻や嘴の上部にあり、孵化ののち消える。単孔類・鳥類・爬虫類・昆虫の一部に見られる。
らんし‐とうけつ【卵子凍結】
卵巣から採取した卵子を凍結して保存すること。 [補説]ヒトでは、将来の妊娠に備えて、悪性腫瘍などの治療の前に行う、医学的適応によるものが多いが、健常な女性が妊娠時期を遅らせる目的で利用する、社会...
らんし‐バンク【卵子バンク】
第三者に卵子を提供するための仕組みや組織のこと。米国など一部の国では不妊症の人などへの卵子の販売が事業として成立している。
らん‐しょう【卵生】
仏語。四生(ししょう)の一。卵から生まれるもの。鳥などの類。
らん‐しょく【卵色】
卵の殻の色。また、卵の黄身の色。たまごいろ。
らん‐せい【卵生】
卵が母体外に産み出されて発育すること。養分は卵中にある卵黄からとる。哺乳類以外の大部分の動物および単孔類にみられる。⇔胎生。→卵胎生