いや‐じ【忌地/厭地】
⇒いやち
いや‐ち【忌地/厭地】
《「いやぢ」とも》作物を連作した場合、生育が悪くなり、収穫が少なくなること。エンドウ・トマト・ナスなどに起こりやすい。連作障害。
いや‐み【嫌み/厭み】
[名・形動] 1 人に不快な思いを与える言動。あてつけや皮肉。また、それによって不快感を与えるさま。「—を言う」「—たっぷりな口ぶり」 2 ことさらに気どっていて、いやらしいさま。「二枚目ぶって...
いやみ‐たらし・い【嫌みたらしい/厭みたらしい】
[形]態度・言動などの感じがよくないさま。いかにもいやらしく思われるさま。いやみったらしい。「くどくどと—・く文句を言う」
いや‐らし・い【嫌らしい/厭らしい】
[形][文]いやら・し[シク] 1 態度・ようすなどが不愉快でいやみな感じである。いとわしい。「おべっかばかり使って—・い」 2 好色らしい感じである。「—・い目つき」 [派生]いやらしげ[形動...
えん【厭】
[音]エン(呉)(漢) オン(慣) ヨウ(エフ)(呉)(漢) [訓]あきる いとう いや 〈エン〉いとう。いやになる。「厭世・厭戦・厭離穢土(えんりえど)/倦厭(けんえん)」 〈オン〉いとう...
えん‐お【厭悪】
[名](スル)嫌い憎むこと。ひどくいやに思うこと。嫌悪。「生きる事それ自身を—させるこの悩ましい頭の前には」〈三重吉・小鳥の巣〉
えん‐き【厭忌】
[名](スル)いやがり嫌うこと。「人生に対する一種の—の情を抱かないではいられない」〈倉田・愛と認識との出発〉
えん‐けん【厭倦】
[名](スル)飽きていやになること。「卿既に船行を—するや」〈織田訳・花柳春話〉
えん‐しょう【厭勝】
まじない。また、まじないによって、他人を屈服させること。