たい‐きょう【退京】
[名](スル)都を立ちのくこと。現在では、ふつう東京を去ること。
たい‐さん【退散】
[名](スル)立ち去ってちらばること。また、その場からのがれ去ること。「悪霊が—する」「雲行きが怪しいからそろそろ—しよう」
たい‐ざ【退座】
[名](スル) 1 その集まりなどの席から去ること。退席。「会議の途中で—する」 2 役者などがその属する一座をやめること。退団。
たい‐せき【退席】
[名](スル)その席から立ち去ること。その場をさがること。「会議の途中で—する」
たち‐い・ず【立ち出づ】
[動ダ下二] 1 立って外へ出る。その場を去る。「ここなるこれかれ送りに—・でたれば」〈かげろふ・中〉 2 立って来る。出て来る。「かの小柴垣(こしばがき)のほどに—・で給ふ」〈源・若紫〉 3 ...
たち‐さ・る【立(ち)去る】
[動ラ五(四)]立ってその場所から去る。たちのく。「黙って—・る」
たち‐は【立ち端/起ち端】
1 立つべき機会。また、立ち去るしおどき。「殊のほかの大酒にて、—を忘れて候」〈伽・猿源氏〉 2 立つべき場所。「下駄が重なり合って足の—がねえだ」〈滑・浮世風呂・三〉
たち‐わか・れる【立(ち)別れる】
[動ラ下一][文]たちわか・る[ラ下二]別れていく。別れ去る。別々になる。「人の流れが左右に—・れる」
立(た)つ鳥(とり)跡(あと)を濁(にご)さず
立ち去る者は、あとが見苦しくないようにすべきであるということ。退きぎわのいさぎよいことのたとえ。飛ぶ鳥跡を濁さず。
たべ‐だち【食べ立ち】
出された食事を食べ終わるとすぐに立ち去ること。いただきだち。「急ぎやすから—にいたしやせう」〈滑・続膝栗毛・九〉