隙(ひま)行(ゆ)く駒(こま)
《「荘子」知北遊から》年月の早く過ぎ去ることのたとえ。隙過ぐる駒。→白駒(はっく)の隙(げき)を過ぐるが如(ごと)し
ひょう‐ぜん【飄然】
[ト・タル][文][形動タリ] 1 世事を気にせずのんきなさま。飄乎(ひょうこ)。「—とした暮らし」 2 ふらりとやって来たり去ったりするさま。飄乎。「—と去る」
ひらき【開き】
1 開くこと。あくこと。あけること。また、そのぐあい。「襟の—を大きくする」「口の—が足りない」 2 つぼみがほころぶこと。花が咲くこと。「今年の桜は—が悪い」 3 二つ以上の物事の間の差。「先...
ひる【簸る】
[動ハ上一]箕(み)で穀物をあおって、くずを除き去る。「糠(ぬか)のみ多く候へば、それをひさせんとて」〈著聞集・一六〉
ふき‐と・る【拭き取る】
[動ラ五(四)]水分や汚れを紙・布などでふいて除き去る。ぬぐい取る。「汗を—・る」
ふ・く【拭く】
[動カ五(四)]紙や布などで物の表面をこすり、汚れや水分などを取り去ってきれいにする。ぬぐう。「ハンカチで涙を—・く」「ぞうきんで廊下を—・く」 [可能]ふける [用法]ふく・ぬぐう——「汗をふ...
ふっ‐き・る【吹っ切る】
《「ふききる」の音変化》 [動ラ五(四)] 1 はれものなどの膿(うみ)を出す。「便毒(よこね)を—・って病院で切って貰ったのは」〈魯庵・社会百面相〉 2 心の中のわだかまりやためらいの気持ち...
ふっ‐しょく【払拭】
[名](スル)はらいぬぐい去ること。すっかり取り除くこと。一掃。ふっしき。「因習を—する」「保守色を—する」
ふっ‐とば・す【吹っ飛ばす】
[動サ五(四)]《「ふきとばす」の音変化》 1 勢いよく吹いて飛ばす。「強風が瓦(かわら)を—・す」 2 悩みや悲しみなどを思いきりよく取り去る。ぶっとばす。「いらいらを—・す」 3 非常に速く...
ふゆ‐どり【冬鳥】
秋に来て冬を越し、春に去る渡り鳥。日本ではシベリア方面から渡来するものが多い。ハクチョウ・カモ・ツル・ツグミなど。→夏鳥