つりばり【釣針】
狂言。主人と太郎冠者が西宮の戎(えびす)神社に参詣し、妻を得られるよう祈願すると、夢のお告げによって釣り針を授かる。主人には美女がかかるが、太郎冠者が釣ると醜女なので逃げだす。
てっぽう‐ひゃくにんぐみ【鉄砲百人組】
江戸幕府の職名。若年寄の支配に属し、同心100人ずつで編制した鉄砲組。甲賀組・伊賀組・根来組・二十五騎組の4組があり、江戸城大手三の門の守備や、また、将軍の寛永寺・増上寺参詣の際の警衛を務めた。...
と‐ざん【登山】
[名](スル) 1 山に登ること。山登り。「家族連れで—する」「—家」《季 夏》⇔下山。 2 山上の寺社に参詣すること。
としこし‐もうで【年越し詣で】
大晦日または節分の夜に、歳徳(としとく)の方角にあたる社寺に参詣すること。年越し参り。《季 冬》
どう‐ぎょう【同行】
1 連れ立って行くこと。また、その人。どうこう。 2 連れ立って神仏に参詣する人々。 3 心を同じくしてともに仏道を修める人々。真宗ではその信者をいう。禅宗では「どうあん」という。 4 文章など...
どう‐しゃ【道者】
1 道教を修めた者。道士。 2 仏道を修めた者。また、仏道の修行者。 3 (「同者」「同社」とも書く)連れ立って社寺を参詣・巡拝する旅人。遍路。巡礼。道衆。
なち‐げんしりん【那智原始林】
和歌山県南東部、那智山にある原始林。熊野那智大社の社有林で、昭和3年(1928)天然記念物。平成16年(2004)「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部として世界遺産(文化遺産)に登録された。→那智山
なち‐の‐たき【那智の滝】
和歌山県、那智山にある滝。那智川にかかる四十八滝のうち、一の滝とよばれ、高さ133メートル。飛滝(ひろう)神社の神体。平成16年(2004)「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部として世界遺産(文化遺...
なぬか‐もうで【七日詣で】
7日間、毎日社寺に参詣すること。本来は毎日7度ずつ、合計49度参詣した。七日参り。
にうかんしょうぶ‐じんじゃ【丹生官省符神社】
和歌山県伊都郡九度山(くどやま)町にある神社。空海(弘法大師)が慈尊院を開いたとき、参道の正面上壇に丹生高野明神社を創建。のち丹生七社大明神・丹生神社の社名を経て現名に改称。主祭神は丹生都比売大...