ほい‐かご【ほい駕籠】
1 江戸時代、辻待(つじま)ちや駅路を往来した粗末な駕籠。辻駕籠。 2 正月10日の大阪今宮戎(えびす)神社の祭礼などに芸娼妓が乗って参詣する駕籠。宝恵駕籠(ほえかご)。《季 新年》「—を出る裾...
ほうみょう‐じ【法明寺】
東京都豊島区にある日蓮宗の寺。山号は、威光山。弘仁元年(810)真言宗威光寺として開創。のち、日蓮の弟子日源が日蓮宗に改め、現寺号に改称。境外仏堂の鬼子母神堂は、現在も参詣者でにぎわう。雑司ヶ谷...
まいり【参り】
1 社寺に参詣すること。また、その人。「宮—」「百度—」 2 行くことの意の謙譲語。参上すること。特に、宮中へ行くこと。参内。「まれまれの御—なれば」〈源・真木柱〉
まいり‐げこう【参り下向】
参上することと下向すること。また、神社や寺院に参詣すること。「寺道場へ—して」〈浮・胸算用・二〉
まいり‐ばか【詣り墓/参り墓】
両墓制で、実際に遺体を埋葬した墓とは別に、参詣するためにだけ設ける墓。空墓所(からむしょ)。引き墓。→埋(う)め墓
まい・る【参る】
[動ラ五(四)]《上一段活用動詞「まいる」に「い(入)る」の付いた「まいいる」の音変化で、貴人のもとに参入する意が原義》 1 「行く」の謙譲語で、行く先方を敬う。 ㋐神仏に詣でる。参詣する。...
まん‐さん【満参】
期限を定めて行った祈願がその期限に達すること。また、その日に参詣すること。
み‐くじ【御籤】
神社や寺などで、参詣人が吉凶を判断するためにひくくじ。おみくじ。
みずかけ‐まつり【水掛(け)祭(り)】
参詣人などが水を掛ける祭り。神輿(みこし)と担ぎ手に水をかける東京深川の深川祭や、タイで新年を祝うソンクラーンなどが有名。
みず‐や【水屋】
1 社寺で、参詣人が口をすすぎ手を洗い清める所。みたらし。 2 茶の湯で、茶室の隅に設け、茶事の用意をととのえたり、使用後に茶器を洗ったりする所。水遣(みずや)り。 3 水を扱う所。台所。 4 ...