ごとくん‐ば【如くんば】
[連語]《比況の助動詞「ごとし」の連用形に係助詞「は」の付いた「ごとくは」の音変化》…のようであるならば。…ごとくならば。「中宮御悩の御こと、承り及ぶ—、ことさら成親卿が死霊など聞こえ候」〈平家・三〉
さがみ‐トラフ【相模トラフ】
日本海溝から房総半島沖で北西に分岐して相模湾奥に及ぶ細長い海底の凹地(トラフ)。フィリピン海プレートの北東縁の沈み込み帯で、関東大地震などの巨大地震が発生している。相模舟状海盆。
さがみ‐なだ【相模灘】
房総半島と伊豆半島との間の海域。相模湾にまで及ぶトラフがあり、関東大地震の震源域。→相模トラフ
さし‐ひびき【差(し)響き】
他に影響が及ぶこと。
さし‐ひび・く【差(し)響く】
[動カ五(四)]他に影響が及ぶ。「一人のミスが全体に—・く」
サラズム【Sarazm/Саразм】
タジキスタン北西部にある遺跡。首都ドゥシャンベの北西約120キロメートルに位置する。紀元前4000年から紀元前3000年末にかけての、定住型農耕集落の発展過程が見られる。また、発見された装飾品や...
さん‐かん【算勘】
1 占いをして考えること。「陰陽道の輩を召さるるの上、参河守教隆、—に及ぶ」〈吾妻鏡・三六〉 2 数を数えること。そろばんで勘定すること。計算。「それがしは算用—においては、世間に恐いものがござ...
さんさいずえ【三才図会】
中国の類書。106巻。明の王圻(おうき)撰。1607年成立。天・地・人の三才に及ぶあらゆる事物を、天文・地理・人物・器物・植物など14部門に分類して図説したもの。 「和漢三才図会」の略。
さんぞく‐の‐つみ【三族の罪】
罪を犯した者の三族にまで及ぶ刑罰。
さんまい【三昧】
[名]《(梵)samādhiの音写。三摩提・三摩地とも音写。定・正定・等持などと訳す》 1 仏語。心を一つの対象に集中して動揺しない状態。雑念を去り没入することによって、対象が正しくとらえられ...