そり‐はふ【反(り)破風】
上面が凹形の曲線をなす破風。⇔起(むく)り破風。
そり‐み【反(り)身】
からだを後ろの方へ反らせること。また、その姿勢。いばった態度にもいう。「土俵際で—になってこらえる」「—に、顎をつき出し…二人を見くだして」〈里見弴・多情仏心〉
そり‐わたどの【反(り)渡殿】
反り橋のように中央が高く反り上がっている渡り廊下。主に寝殿造りにみられる。
反(そ)りを合(あ)わ・せる
⇒反り4
反(そ)りを打(う)・つ
1 反ったように曲げる。そりかえらせる。「波頭は吹きつける風に—・って」〈有島・生れ出づる悩み〉 2 すぐ抜けるように刀の鞘(さや)を上向きにして身構える。「—・っておどしても、割符を取らずにお...
反(そ)りを返(かえ)・す
「反りを打つ2」に同じ。「ありのままにこの事語らずは後とは言はじと、—・して怒れば」〈浮・一代男・四〉