え‐ぶくろ【餌袋】
1 鷹狩りに際して携行した、鷹のえさや獲物を収める竹かごなどの容器。のちには、弁当などを入れて携行した。えふご。 2 魚・鳥の胃袋。また、人の胃袋を卑しめていった語。
えんらいのきゃくたち【遠来の客たち】
曽野綾子の短編小説。昭和29年(1954)「三田文学」に発表。同作を表題作とする小説集は昭和30年(1955)刊行で、ほかに「硝子の悪戯」「告解室」などを収める。
おいにっき【笈日記】
江戸中期の俳書。3冊。各務支考(かがみしこう)編。元禄8年(1695)成立。東海・近畿の蕉門の発句700余句などを収めるが、特に芭蕉終焉(しゅうえん)の記事に詳しい。
おうむととけい【鸚鵡と時計】
西条八十による童謡集。大正10年(1921)刊。雑誌「赤い鳥」や新聞などに掲載された童謡作品59編を収める。
おお‐あたり【大当(た)り】
[名](スル) 1 予想などがぴたりと当たること。また、くじ引きなどで、すばらしい賞品が当たること。「最終レースで—する」 2 芝居や相撲などの興行で大好評を得ること。また、その分野で大成功を収...
おさ・める【治める】
[動マ下一][文]をさ・む[マ下二] 1 「収める4」に同じ。「暴動を—・める」「丸く—・める」 2 世の中や家の中を秩序ある状態にする。統治する。「国を—・める」「家を—・める」 3 病気など...
おしゃべりかいだん【おしゃべり怪談】
藤野千夜の短編小説、および同作を表題作とする小説集。作品は雑誌「群像」の平成10年(1998)5月号に掲載。小説集は同年9月の刊行で、ほかに「ラブリープラネット」「女生徒の友」などの作品を収める...
おどきめどき【男どき女どき】
向田邦子の小説集。昭和57年(1982)刊行。前年に航空機事故により急逝した著者の遺作となった作品集で、「小説新潮」誌に連載中だった短編小説4編を収める。
かいこうろく【回光録】
綱島梁川(つなしまりょうせん)の評論集。明治40年(1907)刊。「病間録」の続編にあたり、宗教的評論を収める。
かい‐しんげき【快進撃】
1 敵を攻撃しながら勢いよく前進すること。非常に調子よく勝ち進むこと。「—を続ける」 2 (比喩的に)大きな成功を次々と収めること。「海外アーチストが日本のヒットチャートで—を続ける」「10連勝...