とり‐ちが・える【取(り)違える】
[動ア下一][文]とりちが・ふ[ハ下二] 1 間違って他の物を取る。取り間違える。「靴を—・える」 2 間違って理解する。誤解する。「意味を—・える」 3 互い違いにする。また、互いに取り合う。...
とり‐ちらか・す【取(り)散らかす】
[動サ五(四)]「とりちらす」に同じ。「—・した部屋」
とり‐ちらか・る【取(り)散らかる】
[動ラ五(四)]物があちこちに散らかる。「—・った座敷を片着けている女中を」〈秋声・足迹〉
とり‐ちら・す【取(り)散らす】
[動サ五(四)]物をあちこちに散らかす。とりちらかす。「箪笥から出した物も其儘(そのまま)—・して」〈小杉天外・はやり唄〉
とりっ‐こ【取りっこ】
[名](スル)何人かで争って取ること。とりっくら。「ボールの—」
とり‐つき【取(り)付き】
1 物事のはじめ。とっかかり。とっつき。「商売の—から挫折する」 2 道などが始まる場所。とばくち。とっつき。「登攀(とうはん)ルートの—」 3 人から受ける最初の印象。とっつき。「—の悪い人」
とりつき‐しんしょう【取(り)付き身上】
所帯をもったばかりで何事もととのわない暮らし向き。「—の苦しさと」〈秋声・あらくれ〉
とりつき‐どころ【取(り)付き所】
頼りにしてすがるところ。取り付く島。取り付き端(は)。「そう云っちゃ—もないが」〈漱石・坊っちゃん〉
とりつき‐は【取(り)付き端】
《「とりつきば」とも》「取り付き所」に同じ。「如何にも—がない」〈福沢・福翁自伝〉
とり‐つぎ【取(り)次ぎ】
1 取り次ぐこと。連絡・仲介すること。また、その人。「来客の—をする」 2 自己の名で委託販売などを行い、計算は委託者に帰する取引行為をすること。