くさとり‐づめ【草取り爪】
水田の雑草を取る用具。指を保護するため鉄や竹で琴爪の形に作り、指先につけて用いる。雁爪(がんづめ)。
くさ‐み【臭み】
1 その物にある嫌なにおい。また、そのにおう度合い。「独特の—がある植物」 2 その物から受け取る不快な感じ。嫌み。「—のある演技」「—のない文」 3 葱(ねぎ)をいう女房詞。
くさ‐むしり【草毟り】
雑草をむしり取ること。草取り。除草。《季 夏》
くさり【腐り】
[名] 1 腐ること。また、腐ったもの。「—が早い」 2 気がめいること。嫌けがさすこと。「退屈過ぎて気の—、一日に一年(ひとつ)ずつ齢取るようなり」〈紅葉・不言不語〉 [接頭]名詞に付いて...
くされ‐がね【腐れ金】
1 取るに足りない、ほんの少しの金銭。はした金(がね)。目腐れ金。 2 不正な手段で得た金。悪銭(あくせん)。
くす・ねる
[動ナ下一]こっそり盗み取る。ごまかして自分の物にする。「店の金を—・ねる」
くすり‐ほり【薬掘り】
秋、野山に出て薬草の根を掘り取ること。また、その人。《季 秋》「—蝮(まむし)も提げて戻りけり/太祇」
くち‐おし・い【口惜しい】
[形][文]くちを・し[シク] 1 思うようにいかなかったり大切なものを失ったりして残念に思うさま。また、いまいましく思うさま。くやしい。「こんな結果になるなんて—・いことだ」 2 対象が期待外...
くび‐きり【首切り/首斬り】
1 首を切ること。特に、罪人の首を切り落とすこと。斬罪(ざんざい)。また、それを役目とする人。 2 免職・解雇すること。「合理化による—」 3 昔、戦(いくさ)で敵の首を切り取るのに用いた短刀。...
くみ‐うち【組(み)打ち/組(み)討ち】
1 互いに組み合って争うこと。取っ組み合い。「十八九の時分親爺と—をした事が一二返ある位だが」〈漱石・それから〉 2 戦場で、相手と組み合って討ち取ること。 3 男女交合の絵。春画。枕絵。組み打...