かい‐しょ【会所】
1 人の集会する所。また、そのための建物や部屋。「碁—」 2 中世、公家・武家・寺社の住宅に設けられた施設の一。室町時代に発達し、歌会・闘茶・月見などのための会合に用いられた。 3 江戸時代、種...
かいぜん‐ほうこくしょ【改善報告書】
上場会社に、会社情報の適時開示を適切に行わないなどの不備があり、管理体制等の改善が必要と認められる場合に、証券取引所が企業に対して提出を求める報告書。再発防止が目的。企業は問題とされた事柄の経緯...
かい‐だて【買(い)建て】
1 株式の信用取引や商品の先物(さきもの)取引で成立した買い注文。または、買い約定。⇔売り建て。 2 「買建玉(かいだてぎょく)」の略。
かいだて‐ぎょく【買建玉】
株式の信用取引や商品の先物(さきもの)取引で、買い注文や買い約定をしたままで、未決済のもの。⇔売建玉(うりだてぎょく)。
かい‐つなぎ【買い繋ぎ】
1 品物がとぎれないように買うこと。 2 商品などの取引で売り約定をする一方、値上がりを見越して、先物市場で買い約定をすること。また、債券を保有する予定の人が、値上がりによる不利を避けるために、...
かい‐て【買(い)手】
1 品物などの売買で買うほうの人。買い主。「—がつく」⇔売り手。 2 取引所で、買いの側に立つ会員や取引員。⇔売り手。
かいて‐すじ【買(い)手筋】
取引で、買う側の人。特に、買い方に回っている有力な個人や法人。⇔売り手筋。
かいてん‐ばいばい【回転売買】
金融商品を高い頻度で売買すること。 [補説]証券会社等の金融商品取引業者が、顧客から手数料収入を得ることを目的に株式・投資信託などを頻繁に売買させる行為は、過当売買として行政処分の対象となる。
かい‐といや【買問屋】
《「かいどいや」とも》江戸時代、生産者と直接取引する売り問屋から商品を買い取り、遠隔地の商人に販売した、商人宿を兼ねた問屋。かいどんや。
かい‐なおし【買(い)直し】
前に買ったものを失ったために、もう一度買うこと。特に、取引で、一度売った株などを再び買うこと。