とり‐まとめ【取り纏め】
とりまとめること。「アンケートの—を頼まれる」
とり‐まと・める【取り纏める】
[動マ下一][文]とりまと・む[マ下二] 1 多くのものを整理して一つにする。「荷物を—・めて上京する」 2 物事を望ましい状態にしてきまりをつける。「縁談を—・める」
とり‐まわし【取(り)回し】
1 身のこなし。立ち居振舞い。「背恰好から—、声は全然(まるで)違うがね」〈紅葉・多情多恨〉 2 とりなし。処置。「何んな人間に対しても—の上手なお前は」〈近松秋江・疑惑〉 3 力士のまわし。「...
とり‐まわ・す【取(り)回す】
[動サ五(四)] 1 順に取ってまわす。また、手に取ってまわす。「料理を皿に—・す」 2 仕事などをうまく処理する。きりまわす。「家事を—・す」 3 まわりを囲む。取り巻く。「男どもぶちのめせと...
とり‐みだ・す【取(り)乱す】
[動サ五(四)] 1 だらしなく乱す。乱雑にする。また、取り散らかす。「服装を—・す」 2 心の落ち着きを失う。見苦しいようすをする。「人前で—・す」
とり‐みだ・る【取り乱る】
[動ラ四]心の落ち着きを失う。取り乱す。「朝廷(おほやけ)に数まへられ奉りては、また—・り暇(いとま)なくなどして」〈源・朝顔〉 [動ラ下二]「とりみだれる」の文語形。
とり‐みだ・れる【取(り)乱れる】
[動ラ下一][文]とりみだ・る[ラ下二] 1 散り乱れる。取り散らかる。また、しどけないありさまになる。「部屋の中が—・れる」 2 心の落ち着きを失う。「女心のあさましさ、嫉妬のうらみに—・れ」...
とり・みる【執り見る/取り見る】
[動マ上一] 1 手に取って見る。「秋さり衣誰か—・みむ」〈万・二〇三四〉 2 世話をする。面倒をみる。また、介抱する。「今年行く新島守が麻衣肩のまよひは誰か—・みむ」〈万・一二六五〉
とり‐む・く【取り向く】
[動カ下二]たむける。神に奉る。「在り峰(ね)よし対馬の渡り海中(わたなか)にぬさ—・けて早帰り来ね」〈万・六二〉
とり‐むす・ぶ【取(り)結ぶ】
[動バ五(四)] 1 約束などをかたく結ぶ。「契約を—・ぶ」 2 双方の仲をとりもつ。仲立ちをする。「二人の間を—・ぶ」 3 へつらって人の機嫌をとる。「機嫌を—・ぶ」 [可能]とりむすべる