くちいれ‐や【口入れ屋】
奉公人などの周旋を職業とする人。
くち‐うつし【口写し】
他の人の口調や話の内容をそのままに言うこと。「彼の言葉は評論家の—だ」
くち‐うつし【口移し】
1 飲食物などを自分の口に含んでから、相手の口に直接移し入れること。「—に薬を飲ませる」 2 口頭で言い伝えること。口伝え。口授(くじゅ)。「—に教えられる」
くち‐うら【口裏/口占】
1 (口裏)言葉や話し方に隠されているもの。また、その人の心の中がうかがえるような、言葉や話し方。「その—から大体のところはわかる」 2 (口占)人の言葉を聞いて吉凶を占うこと。「源氏追討の宣命...
口裏(くちうら)を合(あ)わ・せる
あらかじめ相談して話の内容が食い違わないようにする。
口裏(くちうら)を引(ひ)・く
本心を言わせるように誘いをかける。それとなく本心を探る。
くち‐うるさ・い【口煩い】
[形][文]くちうるさ・し[ク]細かいことまでいちいち小言や文句をいうさま。口やかましい。「—・く注意する」
くち‐え【口絵】
書物・雑誌の巻頭、または本文の前に掲載される絵や写真。「カラー—」「引出し—」
くち‐えい【口永】
江戸時代、金納の貢租に付加された税。本租100文に対して3文を定率とし、銀で納めるものを口銀(くちぎん)、銭で納めるものを口銭(くちせん)といった。→口米(くちまい)
くち‐おおい【口覆い】
1 茶道で、茶壺の口を覆い飾る布。 2 手・袖・扇などで口を覆い隠すこと。また、そのためのもの。「いたう恥ぢらひて、—し給へるさへ」〈源・末摘花〉