ふる‐くさ・い【古臭い】
[形][文]ふるくさ・し[ク]いかにも古い感じである。古びていて陳腐である。時代遅れである。「—・い考え」「—・いコート」
ふる‐さと【古里/故里/故郷】
1 自分の生まれ育った土地。故郷(こきょう)。郷里。「—に帰る」 2 荒れ果てた古い土地。特に、都などがあったが今は衰えている土地。「君により言の繁きを—の明日香(あすか)の川にみそぎしに行く」...
ふるし・い【古しい/旧しい】
[形]《主に中世に用いられた語》「古い」に同じ。「詩は意を新しく、語を—・く云ふことがよきなり」〈中華若木詩抄・上〉
ふる‐しょうもん【古証文】
古い昔の証文。古くなって効力を失った証文。
ふる‐た【古田】
古い田。古びて荒れた田。「かげろふや—をあまる水の上/蓼太」
ふる‐づか【古塚】
古い昔の墳墓。古墳。
ふるぶる‐し・い【古古しい/旧旧しい】
[形][文]ふるぶる・し[シク]いかにも古い。「近ごろ買い集められた—・い禅宗の本が」〈志賀・暗夜行路〉
ふる‐み【古身/古刃】
古い時代につくられた刀。古刀。⇔新身(あらみ)。
ふる‐みち【古道】
古い道。旧道。こどう。
ふる‐みや【古宮】
1 古い宮殿。年を経た御殿。「この—の梢は、いとことにおもしろく」〈源・総角〉 2 年老いて世間から忘れられた親王。「そのころ、世に数まへられ給はぬ—おはしけり」〈源・橋姫〉