こ‐りゅう【古流】
1 昔からの古い方式、慣習。古風な流儀。 2 生け花の一派。江戸中期に一志軒今井宗普(いまいそうふ)が創始。多くの分派を生む。
こ‐りょう【古陵】
《「陵」は天子の墓》古代の天子の墓。古いみささぎ。
こ‐れい【古例】
昔からの慣例。記録に残る先例。「—にのっとる」「—を引く」
こ‐れい【古礼】
昔、行われた、または、昔から正式なものとされる礼式、作法。「—にかなう」
こ‐れき【古暦】
昔の暦。太陽暦以前の太陰暦など。
これきびんらん【古暦便覧】
江戸時代の数学者、吉田光由の著作。慶安元年(1648)刊行。
こ‐ろう【古老/故老】
老人。特に、昔の事や故実に通じている老人。「村の—」
こ‐ろん【古論】
古字で書かれた論語。孔子の子孫の家の壁中から発見されたという。現在のものより1編多く21編。→魯論 →斉論
こ‐わたり【古渡り】
室町時代またはそれ以前に渡来したこと。また、その織物・器物など。珍重された。本(もと)渡り。古渡(こと)。「—のサラサ」「—の珊瑚(さんご)」→今渡り
ふり・す【旧りす/古りす】
[動サ変]過去のものとなる。古くなる。多く、下に打消しの語を伴って用いる。「心もて草の宿りをいとへどもなほ鈴虫の声ぞ—・せぬ」〈源・鈴虫〉