ふる‐び【古美】
めっきを施すなどして、金属の表面を古めかしい感じに仕上げること。「—加工のアクセサリー」
ふる・びる【古びる/旧びる】
[動バ上一][文]ふる・ぶ[バ上二] 1 古くなる。古くさくなる。「—・びた洋服」 2 老人くさくなる。「—・びたる声にて、いなや、こは誰ぞとのたまふ」〈堤・花桜をる少将〉
ふるふだ‐おさめ【古札納め】
1 年末に古くなったお札を、寺社に納めること。 2 年末に各家を回り、寺社に返納する守り札をもらい集めて礼金を受ける物もらい。「—、雑器売り」〈浮・五人女・四〉
ふる・ぶ【古ぶ/旧ぶ】
[動バ上二]「ふるびる」の文語形。
ふるぶる‐し・い【古古しい/旧旧しい】
[形][文]ふるぶる・し[シク]いかにも古い。「近ごろ買い集められた—・い禅宗の本が」〈志賀・暗夜行路〉
ふる‐ほん【古本】
《「ふるぼん」とも》 1 読み古した本。一度他人の所有となった本。⇔新本(しんぽん)。 2 刊行されて時を経た本。古書。こほん。
ふるほん‐や【古本屋】
古本を売買する店。また、その人。古書店。古書籍商。
ふる‐ぼ・ける【古惚ける/古呆ける】
[動カ下一]古くなって、きたならしくなる。古くなって色や形がはっきりしなくなる。「—・けた看板」
ふる‐み【古身/古刃】
古い時代につくられた刀。古刀。⇔新身(あらみ)。
ふる‐みち【古道】
古い道。旧道。こどう。