こきんわかしゅううちぎき【古今和歌集打聴】
古今集の注釈書。20巻。賀茂真淵講述、門人の野村ともひ子筆記、上田秋成修訂。寛政元年(1789)刊。
こきんわかしゅうせいぎ【古今和歌集正義】
古今集の注釈書。23巻。香川景樹著。天保3年(1832)成立。同6年から刊行、明治28年(1895)に全部刊。
こきんわかしゅうひょうしゃく【古今和歌集評釈】
金子元臣による古今和歌集の注釈書。明治34年(1901)から明治41年(1908)にかけて、全5巻を刊行。
こきんわかろくじょう【古今和歌六帖】
平安中期の類題和歌集。6巻。編者・成立年ともに未詳。万葉集・古今集・後撰集などの歌約4500首を、歳時・天象・地儀・人事・動植物など25項、516題に分類したもの。六帖。古今六帖。
こきん‐わた【古今綿】
江戸時代、延宝(1673〜1681)から宝永(1704〜1711)のころに流行した綿帽子の一。前額からほおにかけ、あごのところまで包む。頰包み。古今帽子。
こ‐ぎ【古儀】
古い時代の儀式。旧儀。
こ‐ぎ【古義】
古い意味。また、昔の解釈。
こぎ‐がく【古義学】
江戸時代、伊藤仁斎によって唱えられた儒学の一派。朱子学や陽明学の注釈に飽き足らず、直接「論語」や「孟子」の原典に当たって古義を明らかにし、仁を理想とする実践道義を説いた。仁斎学。堀川学。
こぎ‐しんごんしゅう【古義真言宗】
新義真言宗に対して、高野山を中心に伝わった大日如来の本地身説をとる真言宗諸派の総称。古義派。
こぎ‐どう【古義堂】
寛文2年(1662)伊藤仁斎が京都堀川の私宅に開いた学塾。堀川塾。堀川学校。