こぎ‐は【古義派】
古義真言宗の異称。
こ‐ぎれ【古切/古裂】
近世以前に中国などから渡来した金襴(きんらん)・緞子(どんす)などの織物。茶道の名物の袋や和装の小物に用いられて珍重された。
こ‐く【古句】
昔からのことわざや格言など。古人の詩文の一節。また、古い俳句。
こ‐くたに【古九谷】
江戸時代、明暦(1655〜1658)から元禄(1688〜1704)にかけて加賀国九谷で焼かれたとされる磁器。→九谷焼
こ‐くん【古訓】
1 古い時代に付けられた漢字・漢文の訓。 2 古人の教訓。
こくんこじき【古訓古事記】
長瀬真幸が、師の本居宣長の「古事記伝」に従って、古事記の本文に訓を加えた書。3巻。享和3年(1803)刊。新刻古事記。
こ‐けい【古形】
古い形。古い形式。「—を保つ」
こ‐けん【古検】
太閤検地のこと。慶長・元和(1596〜1624)以降の検地を新検というのに対する語。享保11年(1726)に新検地条目が制定されてからは、それ以前の検地をすべて古検、以降のを新検と称した。
こ‐けん【古硯】
つくられてから長い年月を経た硯(すずり)。古墨(こぼく)と同様に古いほど珍重される。
こ‐けん【古賢】
昔の賢人。「—の格言に学ぶ」