はるのとび【春の鳶】
阿波野青畝の俳句集。昭和27年(1952)刊。
ひそみ‐ね【潜み音】
ひそんだ声。ひそかな鳴き声。しのびね。「夕しぐれ蟇(がま)—に愁ふかな」〈蕪村句集〉
ひゃっこのたに【百戸の谿】
飯田竜太の第1句集。昭和29年(1954)刊行。
びでん【美田】
中村草田男の第7句集。昭和42年(1967)刊行。
ふゆのひ【冬の日】
江戸前期の連句集。1冊。山本荷兮(やまもとかけい)編。貞享2年(1685)刊。芭蕉の指導のもとに尾張の蕉門が催した歌仙5巻と追加6句からなる。俳諧七部集の一。
へいえん【平遠】
鷹羽狩行の句集。昭和49年(1974)刊。翌年、芸術選奨新人賞受賞。
へきごとうくしゅう【碧梧桐句集】
河東碧梧桐の句集。大正5年(1916)、大須賀乙字の選により刊行。
へんしん【変身】
《原題、(ドイツ)Die Verwandlung》カフカの小説。1915年刊。巨大な毒虫に変身した主人公の悲劇を通して、現代人の孤独と不安を描く。
西東三鬼の句集。著者没後の昭和37年(19...
ほうすんきょじつ【方寸虚実】
石塚友二の第2句集。昭和16年(1941)刊行。
ぼうおん【忘音】
飯田竜太の第4句集。昭和43年(1968)刊行。第20回読売文学賞詩歌俳句賞受賞。