えん‐じ【衍字】
《「衍」は余りの意》語句の中にまちがって入った不必要な文字。
えんじろう【艶二郎】
《黄表紙「江戸生艶気樺焼(えどうまれうわきのかばやき)」の主人公の名から》自称好男子。うぬぼれや。「—は青楼の通り句なり」〈洒・通言総籬〉
えんとく‐ばん【延徳版】
延徳4年(1492)薩摩で出版された「大学章句」の再刊本。日本最初の漢籍新注として有名。文明13年(1481)刊行の原刻本は現存しない。
えん‐ぶん【衍文】
文章の中に誤ってさしはさまれた不要の文句。
エージャックス【Ajax】
《Asynchronous JavaScript+XML》ブラウザーが実装するジャバスクリプトのHTTP通信機能を利用し、再読み込みを伴わずにウェブページの一部を動的に書き換えたり、対話的な操作...
オア【or】
1 二つ以上の語句からいずれか一つを選択させる語。「オール—ナッシング」 2 (OR)論理演算の一で論理和。または、コンピューターで、OR回路。
おいにっき【笈日記】
江戸中期の俳書。3冊。各務支考(かがみしこう)編。元禄8年(1695)成立。東海・近畿の蕉門の発句700余句などを収めるが、特に芭蕉終焉(しゅうえん)の記事に詳しい。
おうぎしょう【奥義抄】
平安後期の歌学書。3巻。藤原清輔(ふじわらのきよすけ)著。天治元年(1124)から天養元年(1144)の間に成立。序と式(上巻)、釈(中・下巻)に分かれ、式は六義や歌病などについて解説、釈は和歌...
おお‐あり【大有り】
「ある」ということを強めていう語。たくさんあること。十分にあること。もちろんあること。「文句は—だ」
大有(おおあ)り名古屋(なごや)は城(しろ)で持(も)・つ
「大有り」のしゃれ。「尾張名古屋は城で持つ」の句のもじり。