くみ‐だい【組題】
1 歌題の一。五十首・百首・千首の歌を詠むとき、五十題・百題・千題の題を集めてひと組としたもの。 2 連歌で、千句興行のとき、発句の題を組んで出すこと。また、その題。
くもぬすびと【蜘盗人】
狂言。和泉(いずみ)・大蔵流。連歌の会のようすを見たさに忍び込んだ男が盗人とまちがえられるが、蜘蛛に関する句を巧みに付けて酒宴に入れてもらう。
くらい‐づけ【位付け】
1 等級や順序をつけること。品定め。 2 数の位を決めること。位取り。 3 近世、田畑の等級を定めたこと。それに応じて納税規準を定めた。 4 近世、役者評判記に用いられた歌舞伎役者の技芸に対する...
くり‐ことば【繰(り)言葉】
言いにくい文句を、早口に誤りなく繰り返して言って、その度数の多いほうを勝ちとする遊戯。
クリシェ【(フランス)cliché】
《「クリーシェ」とも》ありきたりな決まり文句。常套句(じょうとうく)。 [補説]原義は印刷版、または写真のネガのこと。
くりのこ‐もち【栗の子餅/栗の粉餅】
栗の粉を混ぜ入れて作る餅。また、栗の粉をまぶした餅。重陽(ちょうよう)の節句に作った。栗粉の餅。《季 秋》
くる‐わ【郭/廓/曲輪】
1 城やとりでの、周囲を土や石などで築き巡らしてある囲い。また、その内側の地域。 2 《周囲を塀や堀で囲ったところから》遊女屋の集まっている地域。遊郭。遊里。 3 俳諧で、発句の題材に伴って出て...
く‐れき【句歴】
俳人として、句作してきた経歴。
く‐ろん【句論】
文法で、句・文章についての理論。
くん【訓】
[音]クン(呉)(漢) キン(唐) [訓]おしえる よむ おしえ よみ [学習漢字]4年 〈クン〉 1 字句の説明・解釈。「訓詁(くんこ)・訓釈・訓注」 2 教えさとす。教え。「訓育・訓戒・訓...