しんせんつくばしゅう【新撰菟玖波集】
室町後期の準勅撰連歌集。20巻。宗祇(そうぎ)らの撰。明応4年(1495)成立。永享(1429〜1441)以降の約60年間の作品約2050句を収録。代表歌人は心敬・宗砌(そうぜい)・専順など。新...
しんせんまんようしゅう【新撰万葉集】
平安前期の私撰和歌集。2巻。菅原道真の撰か。上巻は寛平5年(893)、下巻は延喜13年(913)成立。春・夏・秋・冬・恋の5部に分け、歌ごとに七言絶句の漢詩を配する。「寛平御時后宮歌合(かんぴょ...
しん‐はいく【新俳句】
明治30年(1897)ごろ、正岡子規を中心とした日本派の俳人が唱えた、新しい傾向の俳句。
しんはなつみ【新花摘】
江戸後期の発句・俳文集。1冊。与謝蕪村著。寛政9年(1797)刊。俳句のほか怪異談が多く、俳論・見聞録なども収録。
しん‐もん【真文】
1 仏・菩薩(ぼさつ)の説いた文句。しんぶん。 2 梵字で書かれた経文。梵文。
じ‐あまり【字余り】
和歌・俳句などで、音数が定まった音よりも多いこと。また、その句。⇔字足らず。
じ‐く【地句】
俳諧で、平凡な句。
じ‐く【字句】
文章の中の、文字や語句。「—の訂正」
じく【軸】
[名] 1 回転するものの中心となる棒。特に、車輪の心棒。車軸。 2 巻くものの中心にする丸い棒。特に、巻物・掛け物などの心木(しんぎ)にする棒。 3 掛け物。掛け軸。かけじ。幅(ふく)。「床...
じ‐ぐち【地口】
1 世間でよく使われることわざや成句などに発音の似通った語句を当てて作りかえる言語遊戯。「下戸(げこ)に御飯」(猫に小判)などの類。上方では口合いという。 2 道路に沿った敷地の長さ。また、家屋...