かしょく‐きかん【可食期間】
食品を食べても身体的に問題が生じないという期間。食品を一定期間保管し、栄養成分や細菌の数を調べ、味・においなどによる官能検査を行い、品質劣化の状況をみて算出する。→消費期限 →賞味期限
かしょぶん‐しょとく【可処分所得】
個人所得の総額から直接税や社会保険料などを差し引いた残りの部分で、個人が自由に処分できる所得。いわゆる手取り収入のこと。
かすい‐さい【可睡斎】
静岡県袋井市久能にある曹洞宗の寺。山号は万松山。開創は応永14年(1407)、開基は恕仲天誾(じょちゅうてんぎん)。大路一遵(たいじいっそん)により中興、寺号を東陽軒とし、のち可睡斎と改めた。徳...
か‐そ【可塑】
思うように物の形をつくれること。塑造ができること。
かそう‐かい【可想界】
哲学で、人間の思惟・理性・知的直観などの最高の認識能力によってのみ把握される超感覚的な世界。カントの悟性界もこれと同義である。叡智(えいち)界。→感性界
かそ‐ざい【可塑剤】
硬い高分子物質に可塑性を与え、加工性をよくするために加える物質。
かそ‐せい【可塑性】
固体に外力を加えて変形させ、力を取り去ってももとに戻らない性質。塑性。
かそせい‐ぶっしつ【可塑性物質】
可塑性の大きな物質。粘土、ろうなど。
かたん‐せい【可鍛性】
衝撃や圧力で破壊されることなく変形できる固体の性質。鍛造しうる性質。
かたん‐ちゅうてつ【可鍛鋳鉄】
白鋳鉄を加熱処理して、炭素を除いたりセメンタイトを黒鉛化させたりし、可鍛性をもつようにした鋳鉄。