オイリアンテ【Euryanthe】
ウェーバーのオペラ。全3幕。1823年にウィーンで初演。台本はH=v=シェジー。中世フランスの貞淑な伯爵夫人を描いた物語に基づく。オイリュアンテ。
おし‐もどし【押(し)戻し】
1 押し戻すこと。 2 (押戻)歌舞伎で、荒れ狂う怨霊(おんりょう)や妖怪を、花道から舞台へ押し戻す演出。また、その役。歌舞伎十八番の一に加えられているが、独立した狂言としての台本は伝わらない。
お‐はこ【御箱/十八番】
《箱に入れて大切に保管する意》 1 得意の芸。得意とする物事。じゅうはちばん。「—を出す」 2 その人の、よくやる動作や口癖。「また—の小言が始まった」 [補説]市川家が得意の歌舞伎十八番の台本...
かき‐ぬき【書(き)抜き】
[名](スル) 1 書き抜くこと。ぬきがき。抜粋。「論文の要旨を—する」 2 演劇や映画で、台本から一人一人の俳優のせりふを別々に書き抜いたもの。 3 幾つかの物の中で、自分の選ぶもの、好きなも...
カメラ‐スクリプト【camera script】
テレビ放送や映画製作用に、カメラ位置・方向・移動、使用レンズの種類など、撮影に関して細部を指示した事項を記した台本。カメラ割り。
きいろいおうじょ【黄色い王女】
《原題、(フランス)La princesse jaune》サン=サーンスのオペラ。全1幕。1872年初演。台本は従兄弟のL=ガレ。当時流行していたジャポニスムの影響を受けた作品であり、一部に東洋...
きしオルランド【騎士オルランド】
《原題、(イタリア)Orlando Paladino》ハイドンのイタリア語によるオペラ。全3幕。1782年にハンガリーのエステルハージ宮殿で初演。台本はN=ポルタ。エステルハージ家のために書いた...
きたい【期待】
《原題、(ドイツ)Erwartung》シェーンベルクのオペラ。全1幕。1909年作曲。モノドラマ、またはモノオペラとよばれる。台本はマリー=パッペンハイム。正気を失った女が、夜の森で恋人だった男...
屹度(きっと)な・る
急に厳しい表情になる。もと、歌舞伎の演技の用語として台本のト書中に用いた。「—・ってにらみつける」
きゃく‐ほん【脚本】
演劇や映画などの仕組み・舞台装置、俳優のせりふ・動作などを記したもの。台本。本。映画・放送ではシナリオともいう。