だい‐からうす【台唐臼/台碓】
杵(きね)の足踏み部分に台をつけた唐臼。臼を地面に埋め込んだ固定的な地唐臼に対して、杵・臼のしかけ全体を持ち運び可能にしたもの。
だい‐がさ【台笠/台傘】
1 近世、大名行列などのとき、袋に入れ長い棒の先につけて、小者に持たせたかぶり笠。 2 (台傘)傘袋に納めた妻折り傘。高位の人の外出の際に飾り傘として用いた。
だい‐がわり【台替(わ)り】
[名](スル)相場が上がって値段の単位が一つ上のものに変わること。例えば、700円台から800円台になったような場合にいう。⇔台割れ。
だい‐がんな【台鉋】
樫(かし)の台木のついた鉋。現在普通に用いられる鉋。室町時代に作られ、それ以前の突き鉋・槍(やり)鉋に対していう。
だい‐ぎ【台木/砧木】
1 接ぎ木の台にする木。接ぎ台。 2 物の台にする木。「下駄の—」
だいぎ‐ぼたん【台木牡丹】
ボタンの原種。花が劣っているので接ぎ木の台木に用いられる。
だい‐ぎり【大切り/台切り】
1 杣角(そまかく)の両端を切り取ること。 2 木挽(こび)き用の大形の横挽き鋸(のこぎり)。両側に柄をつけ、二人で交互に引く。 3 棒状鋼材の切断機。
だい‐けい【台形】
四角形のうちで、一組の対辺が平行なもの。梯形(ていけい)。
だいけい‐ゆがみほせい【台形歪み補正】
⇒キーストーン補正
だい‐ごし【台越し】
輦台(れんだい)に乗って川を渡ること。「—にいたさう。なんぼぢゃ」〈滑・膝栗毛・三〉