いとしま‐はんとう【糸島半島】
福岡県西部、玄界(げんかい)灘に突き出た半島。東部は福岡市西区、西部は糸島市に属する。更新世の初めに島と陸地の間の糸島水道が堆積されてできた陸繋島(りくけいとう)。糸島平野を中心に花卉(かき)・...
いびせきがはらようろう‐こくていこうえん【揖斐関ヶ原養老国定公園】
岐阜県南西部にある国定公園。揖斐川から関ヶ原、養老方面にかけて東海自然歩道沿いに広がる。森林・緑地の保護・保全を目的に設定された。関ヶ原の古戦場・不破(ふわ)の関跡、養老の滝などのほか文化財・史...
いんば‐ぬま【印旛沼】
千葉県中北部の沼。利根川下流の低地にあり、もと面積21.3平方キロメートルあったが、江戸時代から干拓が進められ、現在は3分の2弱に縮小、北印旛沼と西印旛沼に分かれた。佐倉宗吾にちなむ甚兵衛(じん...
ウアンチャカ【Huanchaca】
チリ北部、アントファガスタ州の港湾都市アントファガスタにある工場跡。1880年に銀の鋳造工場として建てられたが、10年ほど操業ののちに閉鎖。その城塞のような土台が残っている。1979年に国定史跡...
うすき‐せきぶつ【臼杵石仏】
臼杵市にある、日本最大の磨崖仏(まがいぶつ)群。大日如来・釈迦三尊・十王像など75体が残る。大部分は平安後期の作で、鎌倉・室町期のものもある。特別史跡・重要文化財。臼杵磨崖仏。深田石仏。
うづ‐みね【宇津峰】
《「雲水峰」とも書く》福島県中部にある山。標高677メートル。阿武隈高地の独立峰。南北朝時代、切り立った険しい地形を利用して山城が築かれ、南朝方の拠点となった。城跡は国の史跡に指定されている。
えづ‐こ【江津湖】
熊本県中部、熊本市内の南東部にある、ひょうたん形をした湖。北側を上江津湖、南側を下江津湖という。面積約0.5平方キロメートル、周囲約6キロメートル。緑川水系の加勢川によって形成された河川膨張湖。...
エンカント‐けいこく【エンカント渓谷】
《Valle del Encanto》チリ中北部、コキンボ州の都市オバジェの南西郊にある渓谷。紀元前2000年頃から紀元前700年頃のものとされる30以上の岩絵が残っており、1973年にエンカン...
おおいずみ‐こうげん【大泉高原】
山梨県北杜(ほくと)市にある高原。八ヶ岳南麓に扇状に広がる草原。大泉町谷戸には、縄文時代遺跡で国指定史跡の「金生(きんせい)遺跡」がある。避暑地・観光地。
おおつ【大津】
滋賀県南西部の市。県庁所在地。琵琶湖の南西岸にあり、市域はL字状をなす。天智天皇の大津宮が置かれたという地。古くから水陸交通の要地で、東海道・中山道・北陸道の宿駅、また園城寺(三井寺)の門前町と...