スキタイ【(ギリシャ)Skythai】
前6世紀から前3世紀にかけて、カルパチア山脈とドン川との中間の草原地帯に強大な遊牧国家を建設したイラン系民族。黒海沿岸のギリシャ植民都市と交易。すぐれた馬具・武具・武器を発達させるなど、独自の騎...
すぎはら‐がみ【杉原紙】
播磨(はりま)国杉原谷(兵庫県多可郡多可町)原産の和紙。原料はコウゾで、奉書紙より薄く柔らかい。鎌倉時代以降、慶弔・目録・版画などに用いられ、贈答品としても重宝された。近世には各地から産出。すい...
スコーミッシュ【Squamish】
カナダ、ブリティッシュコロンビア州南西部の町。バンクーバーの北約40キロメートル、スコーミッシュ川が注ぐハウ湾奥に位置する。後背に、高さ約700メートルのスタワマスチーフとよばれる岩山がそびえる...
すずめ‐の‐かたびら【雀の帷子】
イネ科の一、二年草。各地の道端や原野に生え、高さ10〜25センチ。葉は線形。淡緑色の卵形の穂を円錐状につける。《季 春》
すっぽん【鼈】
1 カメ目スッポン科の爬虫(はちゅう)類。淡水産のカメで甲長約35センチ。甲はほぼ円形で軟らかく、暗青灰色。くびが長く、吻(ふん)部は管状。あごの力が強く、よくかみつく。北海道を除く日本各地、朝...
ステゴロフォドン【Stegolophodon】
2300万年〜180万年前に南アジアから日本にかけて生息していたゾウ。現代のゾウに比べて小型で鼻も短めなのが特徴。日本の各地で化石が発見されている。
ストックホルム‐こくさいへいわけんきゅうじょ【ストックホルム国際平和研究所】
世界の安定的平和や国際紛争の平和的解決のために必要な条件や手段を研究する国際機関。1966年、スウェーデン議会により設立。軍備の制限・縮小、武器の管理などに重点を置いて、世界各地域の動向を監視・...
ストーン‐サークル【stone circle】
巨石記念物の一種で、多数の立石をまるく並べた祭祀遺跡あるいは墓地。世界各地にみられる。東日本の縄文時代遺跡には、環状の立石と石塊を環帯状に配したものとがあり、ともに墓地である。秋田県大湯の例が有...
すな‐やつめ【砂八目】
ヤツメウナギ科の淡水魚。全長約15センチで、カワヤツメと体形・体色ともに似る。冷水性で、一生を淡水で過ごす。九州南部を除く日本各地に分布。食用にしない。《季 冬》
スノーボール‐アース【snowball earth】
原生代に地球表面全体が赤道付近にいたるまで氷床に覆われた時代があったという仮説。1992年に米国のジョー=カーシュビンクが提唱。当時の赤道周辺を含む世界各地で見られる原生代の氷河堆積物とその上を...