名(な)を連(つら)・ねる
名簿に名前を並べる。団体や組織などの一員として加わる。「発起人の中に—・ねる」
名(な)を遂(と)・げる
名声を得ることをやり遂げる。「企業家として—・げる」「功成り—・げる」
名(な)を留(とど)・める
名を後世に残す。「歴史に—・める」
名(な)を取(と)・る
評判を得る。名を得る。「あだなる—・り給ふ面(おもて)起こしに」〈源・夕霧〉
名(な)を流(なが)・す
名を広める。また、悪い評判を立てられる。「女たらしの—・す」
名(な)を成(な)・す
人に名を知られるようになる。また、名声を得る。「作曲家として—・す」
名(な)を残(のこ)・す
後世まで名声が伝えられる。「創業者として—・す」
名(な)を辱(はずかし)・める
名声を傷つける。名をけがす。「一族の—・める」
名(な)を馳(は)・せる
名を広く知られるようになる。「近隣に悪童の—・せる」
みょう【名】
1 「名田(みょうでん)」の略。 2 「名代(みょうだい)」の略。「夫は所の—にさされて」〈虎寛狂・筑紫の奥〉