なうけ‐にん【名請人】
江戸時代、領主から耕作地の所持を認められ、年貢負担者として検地帳にその名を登録された農民。高請人。竿請(さおうけ)人。
な‐うて【名うて】
名高いこと。ある方面で有名なこと。「—の剣客」「—の相場師」
な‐うら【名裏】
「名残(なごり)の裏」の略。
な‐おもて【名表】
「名残(なごり)の表」の略。
な‐おや【名親】
名付け親。
な‐おり【名折り】
「名折れ」に同じ。「むなしく鎌倉へとられん事は、寺中坊中の—」〈曽我・一〇〉
な‐おれ【名折れ】
名誉をきずつけられること。名をけがすこと。不名誉。なおり。「武士の—」
名(な)が有(あ)・る
その名をよく知られる。「いずれ—・る人の筆跡だろう」
名(な)が売(う)・れる
世間によく名を知られる。有名になる。「作家として—・れる」
な‐がえ【名替え】
1 呼び名を変えること。 2 平安時代、年給で諸国の掾(じょう)・目(さかん)などに任じられた人が何かの理由で任命を受けなかった場合、他の人を改めて任命したこと。