たぐり【吐り】
はくこと。また、はいたもの。へど。「—に生(な)れる神の名は、金山毘古神(かなやまびこのかみ)」〈記・上〉
たぐ・る【吐る】
[動ラ四] 1 口からはく。へどをはく。もどす。「口より—・れる物を以て」〈神代紀・上〉 2 せきをする。また、こみあげる。「老泣きに—・り上げたる持病の痰火」〈浄・兜軍記〉
つき‐とお・す【吐き通す】
[動サ五(四)]あくまでも口に出して言う。「うそを—・す」
つ・く【吐く】
[動カ五(四)]《「突く」と同語源》 1 胃や口の中の物を吐く。もどす。「へどを—・く」 2 ㋐息を吐き出す。「ため息を—・く」 ㋑呼吸する。「肩で息を—・く」「一息—・く」 3 好ましくないこ...
と【吐】
[常用漢字] [音]ト(呉)(漢) [訓]はく 口からはき出す。「吐血・吐瀉(としゃ)・吐露/嘔吐(おうと)・音吐・呑吐(どんと)」 [難読]反吐(へど)
と‐いき【吐息】
落胆したり、緊張がゆるんだりしたときに思わず出る息。ためいき。「ほっと—をもらす」「青息—」
とから‐うし【吐噶喇牛】
⇒口之島牛
とから‐うま【吐噶喇馬】
吐噶喇列島にすむ在来馬。体高約1メートル。天然記念物。
とから‐れっとう【吐噶喇列島】
鹿児島県南部、屋久島と奄美大島との間に2列に点在する火山列島。口之島・中之島・臥蛇(がじゃ)島・宝島・悪石島などからなる。
と‐きゃく【吐却】
はき出すこと。もどすこと。