くんしゅろん【君主論】
《原題、(イタリア)Il Principe》政治思想書。マキャベリ著。1513年ころ成立。1532年刊。当時のイタリアの政治的混乱を解決するため、強力な君主による独裁的政治の必要性を提言する。政...
くんし‐らん【君子蘭】
ヒガンバナ科の多年草。細長い葉を群生し、その中心から伸びた茎の頂に、赤や黄色の花をつける。アフリカの原産で、観賞用。クリビア。《季 春》「—蟻頭をふりて頂(いただき)に/楸邨」
くん‐しん【君臣】
君主と臣下。「—の礼」
君臣(くんしん)水魚(すいぎょ)
水と魚との関係のように、君主と臣下との間が親密なことをたとえた語。
くんせん‐し【君仙子】
漢方で、ウツギの実のこと。
くん‐そく【君側】
君主のそば。君辺(くんぺん)。「—の奸(かん)を除く」
君側(くんそく)を清(きよ)む
《李商隠「有感詩」から》君主のそばに仕えている悪い家来を除く。
くんだいかんそうちょうき【君台観左右帳記】
室町時代に能阿弥が著し、相阿弥が大成したとされる秘伝書。中国の画家に関することや、書院の座敷飾りの方式・諸道具について記す。
くん‐ちょう【君寵】
主君から特に目をかけられること。主君から受ける寵愛。「—をこうむる」
くん‐づけ【君付け】
人の名前の下に「君」をつけて呼ぶこと。自分と同等、またはそれ以下の人に対し軽い敬意や親しみをもって用いる。