きどう‐ねっしょう【気道熱傷】
火災や爆発の際に発生する高温の煙や水蒸気、有毒ガスなどを吸入することによって生じる呼吸器障害の総称。
きゅう【吸】
[音]キュウ(キフ)(漢) [訓]すう [学習漢字]6年 1 息や液体などをすいこむ。「吸引・吸気・吸血・吸収・吸入/呼吸」 2 すいつく。「吸着・吸盤」
きゅうき‐かん【吸気管】
内燃機関で、気体をシリンダーへ吸入する管。吸入管。
きゅうにゅう‐き【吸入器】
蒸気・霧の状態にした薬物や酸素を鼻や口から吸入させるための器具。呼吸器疾患の治療や麻酔に用いる。《季 冬》「上の子やみずからかくる—/汀女」
きゅうにゅう‐ますい【吸入麻酔】
気体状の麻酔薬を吸入させて全身麻酔をかける方法。
きんぞく‐ねつ【金属熱】
鉱物性の粉塵(金属ヒューム)を吸入することで生じる、発熱などの症状。溶接作業や合金製造に伴う職業病の一つとして知られ、亜鉛や銅のヒュームによるものが多い。金属ヒューム熱。
くうき‐べん【空気弁】
空気を吸入したり放出したりするための制御弁。内燃機関や空気圧縮機などに用いる。エアバルブ。気弁。通気弁。
クロロホルム【chloroform】
エーテル臭をもつ無色透明の液体。メタンを塩素ガスで塩素化して作る。揮発性があり、蒸気は甘味を帯びる。フレオンの合成原料、溶剤などに用いる。以前は吸入麻酔薬に用いられた。化学式CHCl3 クロロフ...
けい‐はい【珪肺】
塵肺(じんぱい)の一。珪酸の粉塵を吸入し、それが肺に沈着するために呼吸機能が衰えてくる病気。金属鉱山、陶磁器製造業、ガラス工場などに働く人に多くみられる職業病。よろけ。
ケタミン【Ketamine】
全身麻酔薬の一つ。1962年、米国の製薬会社パーク‐デービスが開発。日本では、昭和45年(1970)から人用の医薬品として販売され、動物用としても使用される。商品名ケタラール。大脳皮質や視床の活...