きゅうちゃく‐クロマトグラフィー【吸着クロマトグラフィー】
吸着剤を固定相とする液体クロマトグラフィー。試料混合物を一端に置いて溶かし出し、試料の成分による移動速度の差によって、分離・精製・検出などを行う。吸着剤として、シリカゲル、アルミナ、活性炭、珪藻...
きゅうちゃく‐ざい【吸着剤】
表面に他の物質を吸着する性質の強い物質。活性炭・活性アルミナ・シリカゲルなど。脱色・脱臭・脱湿や、触媒・化学分析などに利用。吸着媒。
きゅうちゃく‐てんねんガス【吸着天然ガス】
容器内の吸着材に吸着させ、数メガパスカル程度の圧力で貯蔵して用いる天然ガス。吸着材としてゼオライト・炭素繊維・活性炭・リン酸アルミニウムなどを用いる。圧縮天然ガス(CNG)に比べて、より低い圧力...
きゅうちゃくてんねんガス‐じどうしゃ【吸着天然ガス自動車】
⇒ANG車
きゅうちゃく‐ねつ【吸着熱】
物質の吸着により発生し、または吸収される熱量。一般的に、一定温度において吸着される物質の単位質量または1モルあたりの熱量で表される。
きゅうちゃく‐ばくだん【吸着爆弾】
⇒リムペットマイン
きゅう‐ちゅう【吸虫】
吸虫綱に属する扁形(へんけい)動物の総称。ふつう体の前端の口の周囲と腹部に吸盤をもち、肛門(こうもん)はない。魚・カエル・鳥・獣に寄生する多くの種が含まれ、肝蛭(かんてつ)・肝吸虫・肺吸虫・日本...
きゅうちゅう‐かん【吸虫管】
昆虫採集に用いられる道具の一つ。ピンセットでつまめないほど小さな昆虫を、吸い口のあるガラス管で吸い込むことによって捕まえる。吸い口には虫を口内に吸い込まないよう、ガーゼなどが被せてある。
きゅうてつ‐はんしゃ【吸啜反射】
新生児にみられる原始反射の一。口に入ってきたものに吸いついて啜(すす)る行動をさす。母乳を飲むための一連の反射であり、生後半年程度で消失する。
きゅう‐にゅう【吸入】
[名](スル)吸い入れること。特に、治療のため、薬物・気体などを吸い込むこと。「酸素を—する」