ご‐す【呉須】
1 磁器の染め付けに用いる鉱物質の顔料。酸化コバルトを主成分として鉄・マンガン・ニッケルなどを含み、還元炎により藍青色ないし紫青色に発色する。天然に産した中国の地方名から生まれた日本名で、現在で...
ごす‐あおえ【呉須青絵】
呉須赤絵と同じ製法で、青を基調としたもの。青呉須。
ごす‐あかえ【呉須赤絵】
呉須手(ごすで)の五彩磁器。赤を基調とした奔放な上絵付けがあるもの。赤呉須。
ごす‐そめつけ【呉須染(め)付け】
呉須手(ごすで)の染め付け。下絵はくすんだ藍色を呈する。
ごす‐で【呉須手】
中国の江西・福建・広東(カントン)地方の民窯で明末から清初にかけて大量に焼かれた粗製の磁器。また、その様式。素地は厚ぼったく灰白色で、奔放な絵模様がある。呉須染め付け・呉須赤絵・呉須青絵などがあ...