のみこみ‐すがた【呑み込み姿】
なんでも心得ているように振る舞うこと。知ったかぶりをすること。通人ぶること。「—にて、ここの内へは上られねえの、あそこの内は悪いのと」〈洒・三躰誌〉
のみこみ‐やま【呑み込み山】
《意味のない「山」を添えていう通人語》承知すること。合点すること。「『宿はどうでもいいから、たぼのありさうな内にしやれ』『—、—』」〈滑・膝栗毛・四〉
のみ‐こ・む【飲(み)込む/呑み込む】
[動マ五(四)] 1 飲んでのどを通す。また、かまずにまる飲みにする。「生つばを—・む」「錠剤を—・む」 2 出そうになった言葉・あくびなどを出さずにおさえる。「口に出そうとした返事をあわてて—...
のみ‐さし【飲み止し】
飲みさすこと。また、そのもの。「—の茶碗」「—のタバコ」
のみ‐さ・す【飲み止す】
[動サ五(四)]飲みはじめて中途でやめる。「茶を—・したまま席を立つ」
のみ‐しろ【飲(み)代】
酒を飲む代金。酒代(さかだい)。
のみ‐すぎ【飲(み)過ぎ】
酒などを度を過ごして飲むこと。
のみ‐すけ【飲(み)助/呑み助】
酒好きの人や大酒飲みの人を人名めかしていった語。のんべえ。
のみ‐すて【飲(み)捨て】
飲んで、その余りを捨てること。また、飲んだまま放置すること。「缶ジュースを—にする」
のみ‐たお・す【飲(み)倒す】
[動サ五(四)] 1 酒を飲んで代金を支払わないままにする。「客に—・される」 2 「飲み潰(つぶ)す」に同じ。「身代を—・す」