にっ‐しん【日震】
太陽表面に生じる振動や波動現象。1960年代、米国のロバート=レイトンが太陽表面の大気の動きによるドップラー効果から、約5分周期の振動を発見。理論的には太陽内部の対流運動に励起された音波的な固有...
ねじれ‐ふりこ【捩れ振(り)子】
細い針金の上端を固定し、下端におもりをつけ、ねじれを与えて振動させる振り子。その振動周期から針金の剛性率が求められる。ねじりふりこ。
ねん‐さ【年差】
月の黄経に現れる周期的な摂道の一。振幅0.19度、周期は1近点年(365.2596日)。地球軌道が楕円形であるため、月と太陽との距離も変化し、太陽の月に及ぼす引力にも変化が起こることによる。
ねんしゅう‐しさ【年周視差】
ある恒星を、地球と太陽から見たときの方向の差。地球の公転運動に伴い1年周期で変化するが、その最大値で表す。地球の公転の証拠となり、また、これから恒星の距離が決定できる。日心視差。三角視差。
はいけい‐じゅうりょくは【背景重力波】
宇宙背景放射と同様に、宇宙のあらゆる方向から伝わる重力波。太陽の数十万倍から数十億倍以上の質量をもつ超大質量ブラックホールの合体や、ビッグバン直後のインフレーションの際に放出されると考えられてい...
はく‐せつ【拍節】
音楽で、いくつかの拍をひとつのまとまりとし、アクセントの規則的反復によって一定の周期に区切られる時間的単位。
はくちょう
昭和54年(1979)2月に打ち上げられた日本初のX線天文衛星CORSA-b(コルサビー)の愛称。東京大学宇宙航空研究所(後の宇宙科学研究所、現JAXA(ジャクサ))が開発。名称は強力なX線天体...
はく‐どう【搏動/拍動】
[名](スル)内臓器官の周期的な収縮運動。特に、心臓が律動的に収縮・弛緩(しかん)し、脈を打つこと。
はっきんぞく‐げんそ【白金族元素】
周期表第Ⅷ族の元素のうち、ルテニウム・ロジウム・パラジウム・オスミウム・イリジウム・白金の六つの元素の総称。
はつじょう‐しゅうき【発情周期】
哺乳類の雌にみられる発情状態の周期。また、発情における生理状態の周期的な変化。卵胞の成熟・排卵・黄体化の時期を繰り返す。人間では月経周期にあたる。