けん‐が‐みね【剣が峰】
1 火山の噴火口の周縁。特に、富士山頂についていう。 2 相撲で、土俵の円周を作る俵の上面。「—で残す」 3 それ以上少しの余裕もない、ぎりぎりの状態。物事の成否の決まる瀬戸際。「—に立たされる」
こう‐はい【光背】
仏身から発する光明をかたどった、仏像の背後にある飾り。頭部のものを頭光(ずこう)、身体部のものを身光(しんこう)といい、中国・日本ではこの二重円光式を主体とする。さらにその周縁に火焔(かえん)を...
しま‐だな【島棚】
1 違い棚の一種で、中央の棚板が左右の板よりも高くなるように棚を造り、その棚が二段に重なるもの。 2 島の周縁に広がる、勾配(こうばい)の小さい海底。
シルク‐ロード【Silk Road】
中央アジアを横断する古代の東西交通路の称。中国から、タリム盆地周縁のオアシス都市を経由し、パミールを経て西アジアとを結ぶ道で、モンゴル帝国が支配するまで東西の文物の交流に大きな役割を果たした。絹...
すっぽん‐もどき【鼈擬】
カメ目スッポンモドキ科の爬虫(はちゅう)類。一属一種。甲長約50センチ。スッポンに似るが甲の周縁部は硬い。淡水産で、汽水域にもすみ、四肢はオール状。ニューギニア・オーストラリア北部に分布。
せっ‐しょく【接食/接蝕】
月が恒星や惑星を隠す掩蔽の際、月の北端や南端の縁をかすめるように進む現象。恒星の明滅を詳細に観測することにより、月の周縁部の凹凸を調べることができる。
ぜに‐だいこ【銭太鼓】
1 子供の玩具の一つで、小さく丸い太鼓。豆太鼓。 2 民俗芸能の楽器の一。竹筒の中に銭を通した針金を仕込んだもの、円形の枠に銭を通した針金を十文字に渡したもの、太鼓の周縁に銭をつけたものなどがある。
たいかくせん‐ぎょがんレンズ【対角線魚眼レンズ】
魚眼レンズの一つ。レンズを通った光がつくるイメージサークルの周縁部を断って、焦点面のイメージセンサーまたはフィルムに受光させるため、ケラレのない長方形の画像が得られる。→全周魚眼レンズ
だんそう‐ぼんち【断層盆地】
断層運動によって沈降して生じた盆地。周縁の少なくとも一方は断層崖で限られている。
てんしょう‐こばん【天正小判】
豊臣秀吉の命で天正大判とともに鋳造されたという金貨。周縁に小丸点を打ち、「天正」の極印があるが、正徳小判の贋造(がんぞう)銭といわれている。