いん‐じゅ【印呪】
密教で、印を結び、真言(しんごん)を唱えること。
かかい‐じゅ【火界呪】
密教で、不動明王の火生(かしょう)三昧を修する際、印(いん)を結び、その印から大火炎が無限に流れ出るのを観想しながら唱える呪文(じゅもん)。
しん‐じゅ【神呪】
《「じんじゅ」とも》神秘な呪文(じゅもん)。陀羅尼(だらに)。
じく‐じゅ【慈救呪】
不動明王の呪文の一。唱えると災厄からまぬがれ、願い事がかなうという。慈救の偈(げ)。
じゅ【呪】
1 他人に災いが生じるように神に願うこと。のろい。呪詛(じゅそ)。 2 自分の災いを取り除くために神仏に願うこと。呪術(じゅじゅつ)。まじない。 3 仏語。陀羅尼(だらに)。真言(しんごん)。
じゅ【呪】
[常用漢字] [音]ジュ(慣) [訓]のろう まじなう まじない 1 のろう。のろい。「呪詛(じゅそ)」 2 まじなう。まじない。「呪術・呪文(じゅもん)」 [補説]「咒」は異体字。
じゅ‐じゅ【誦呪】
仏事で陀羅尼(だらに)などを唱えること。
しょう‐じゅ【誦呪】
⇒じゅじゅ(誦呪)
そ‐じゅ【詛呪】
のろうこと。のろい。呪詛。
だいひ‐じゅ【大悲呪】
千手観音の功徳を説く82句の陀羅尼(だらに)。「千手観音大悲陀羅尼経」に記される。