えど‐こうた【江戸小唄】
1 隆達節(りゅうたつぶし)や投げ節が、元禄(1688〜1704)の前後に江戸風に歌われたもの。 2 幕末のころ、歌沢に対し、江戸端唄(はうた)から分かれて一派を立てたもの。座興的な三味線の爪弾...
えど‐ざ【江戸座】
芭蕉の死後、江戸で都会趣味的な洒落(しゃれ)と機知とを主とする句を作った俳諧の一派。芭蕉の門人、宝井其角(たからいきかく)に始まる。
えど‐まえ【江戸前】
1 《江戸の前の海の意》江戸の近海。特に、芝・品川付近の海をさす。 2 江戸湾(東京湾)でとれる新鮮な魚類。銚子・九十九里浜産と区別していった。 3 人の性質や食物の風味などが江戸の流儀であるこ...
えど‐みそ【江戸味噌】
江戸時代以来、東京で製造される味噌。米こうじを使い、甘味噌に属する。
絵(え)にな・る
その光景がある意味合いを感じさせたり、人の動作などが美しい型をもっていたりして、そのまま絵の題材になりそうである。「両首脳が並ぶとやはり—・る」「どんな役でも—・る女優だ」
エヌシー‐かこう【NC加工】
《numerical control machining》数値制御による機械加工。CADなどのデータを用いて切削や旋盤などを行う。現在はコンピューターによる制御が主流のため、コンピューター数値制...
エヌ‐ピー‐エス【NPS】
《net promoter score》顧客が製品・サービスを他人にすすめる度合いを数値化した指標。アンケートの結果から顧客を推奨者・中立者・批判者に分類し、推奨者の割合から批判者の割合を差し引...
エヌ‐ピー‐ブイ【NPV】
《net present value》正味現在価値。将来のキャッシュフローを資本コストで割り引いた現在価値から、投資額の現在価値を引いたもの。
エネルギー‐トランスフォーメーション【energy transformation】
エネルギー分野における産業構造や社会基盤の変革。特に地球温暖化防止のため、化石燃料を大量消費する社会から、再生可能エネルギーや自動車の電動化をはじめとする脱炭素社会への転換を意味する。エネルギー...
えび‐お【海老尾/蝦尾】
1 三味線や琵琶の棹(さお)の先端の、エビの尾のように反った部分。かいろうび。 2 尾がエビの尾の形に似た金魚。