よび‐か・ける【呼(び)掛ける】
[動カ下一][文]よびか・く[カ下二] 1 声をかけて相手の注意をこちらに向けさせる。「垣根越しに—・ける」 2 人々に参加や協力などを要請・勧誘する。「署名を—・ける」
よび‐かわ・す【呼(び)交(わ)す】
[動サ五(四)]互いに呼ぶ。「名を—・す」
よび‐がね【呼(び)鐘/喚び鐘】
1 「喚鐘(かんしょう)1」に同じ。 2 召使いなどを呼ぶときに鳴らす鐘。
よび‐ぐ・す【呼び具す】
[動サ変]呼び寄せて引き連れる。「法師ばら、—・して来(こ)」〈宇治拾遺・一四〉
よび‐こ【呼(び)子】
人を呼ぶ合図に吹く小さな笛。よぶこ。よぶこのふえ。
よび‐こ・す【呼び越す】
[動サ四]呼び寄せる。「垣越しに犬—・して鳥狩(とがり)する君」〈万・一二八九〉
よび‐こみ【呼(び)込み】
客を集めるために劇場・飲食店などの入り口で通行人に呼びかけ、誘い入れること。また、その人。
よびこみ‐ろうじん【呼(び)込み老人】
⇒呼び寄せ高齢者
よび‐こ・む【呼(び)込む】
[動マ五(四)] 1 呼んで中に入れる。呼び入れる。「店に客を—・む」 2 その方へ引き入れる。引き込む。「管に水を—・む」 [動マ下二]1に同じ。「手よく書きける者一人を—・めて」〈今昔...
よび‐ごえ【呼(び)声】
《古くは「よびこえ」》 1 呼ぶ声。呼びたてる声。「金魚売りの—」 2 人選・任命などについての評判。名声。 3 名前。呼び名。「うかとした—はいやでござある」〈咄・醒睡笑・二〉