ろう‐じゅく【老熟】
[名・形動](スル)長く経験を積んで、物事に熟練すること。また、そのさま。「—した筆致」「—な革命党の医伯の精神に触れて」〈木下尚江・良人の自白〉
ろうじん‐せい【老人星】
竜骨座のα(アルファ)星カノープスのこと。古くは天の南極にあって人の寿命をつかさどるとされた。南極星。南極老人。寿星(じゅせい)。
ろう‐すい【老悴】
年老いてやつれること。「—衰へ形もなく、露命窮まって」〈謡・檜垣〉
ろうどうしゃきょうきゅう‐じぎょう【労働者供給事業】
自己が管理・統制する労働者を、他人の指揮・命令の下で就労させることを事業として行うこと。戦前の人貸し業がこれにあたり、中間搾取や強制労働の温床となった。就労環境が悪化し、雇用責任が不明確になるこ...
ろうどうしゃ‐はけん【労働者派遣】
派遣事業者が、自己の雇用する労働者を他の事業者の事業所に派遣し、派遣先の指揮命令を受けて労働に従事させること。→労働者供給事業
ろうどうしゃはけん‐じぎょう【労働者派遣事業】
派遣会社が自ら雇用する労働者を他社に派遣し、派遣先の指揮命令下で労働に従事させる事業。人材派遣業。 [補説]平成27年(2015)の労働者派遣法改正以前は、特定労働者派遣事業と一般労働者派遣事業...
ろうどうせいさく‐しんぎかい【労働政策審議会】
厚生労働省に設置されている審議会の一。厚生労働省設置法に基づいて、厚生労働大臣等の諮問に応じて労働政策に関する重要事項の調査・審議を行う。委員は、厚生労働大臣が任命した有識者・労働者代表・使用者...
ろうのう‐せいふ【労農政府】
労働者と農民の支持を基礎とする政府。特に、1917年のロシア革命によって成立したソビエト連邦政府をさす。
ろうのう‐どうめい【労農同盟】
社会主義革命の達成のために、労働者階級が農民層と協同して権力に対して闘争すること。また、その組織。
ろうのう‐は【労農派】
昭和2年(1927)創刊の雑誌「労農」を中心に集まったマルクス主義経済学者・社会運動家・文学者のグループ。講座派との間で日本資本主義論争を展開。明治維新をブルジョア革命と主張した。