わじたいかんしょう【和字大観抄】
江戸中期の語学書。2巻。文雄(もんのう)著。宝暦4年(1754)刊。片仮名・平仮名・五十音図・いろは歌・仮名遣いなど仮名について説明したもの。
わ‐じつ【和実】
歌舞伎で、和事(わごと)と実事(じつごと)の両面の要素をもった役柄。また、その演技。
わ‐じゅく【和熟】
[名](スル) 1 仲よく親しみ合うこと。「一家—して」〈柳浪・河内屋〉 2 農作物などがよく熟すること。
わ‐じゅん【和順】
[名・形動] 1 気候が順調で穏やかなこと。また、そのさま。「気候—な地」 2 気質が穏やかで、おとなしいこと。また、そのさま。「特に正直にして—なるのみ」〈中村訳・西国立志編〉 3 穏やかに従...
わ‐じょう【和上/和尚】
律宗・法相(ほっそう)宗・真言宗・浄土真宗などで、受戒の師。後代には高僧の尊称。「鑑真(がんじん)—」→おしょう(和尚)
わ‐じょう【我丈/和丈】
[代]二人称の人代名詞。相手を親しみを込めて呼ぶ語。「げにも—の不審の通り」〈浮・元禄大平記〉
わ‐じょうろう【我上﨟/和上﨟】
[代]二人称の人代名詞。身分のある子女を親しみを込めて呼ぶ語。わじょろう。「さすがに—は常磐腹に三男」〈謡・鞍馬天狗〉
わ‐じん【倭人/和人】
昔、中国人などが日本人を呼んだ称。
わ‐スイーツ【和スイーツ】
⇒和のスイーツ
わ・する【和する】
[動サ変][文]わ・す[サ変] 1 親しむ。仲よくする。「夫婦相—・する」 2 他の人に調子を合わせる。「応援団長の声に—・して声援を送る」 3 他の詩歌にこたえて、それにふさわしい詩歌を作る。