くわ【桑】
クワ科クワ属の落葉高木の総称。ヤマグワ・カラクワ・ロソウなどで、品種も多い。葉は卵形で先がとがり、切れ込みのあるものもある。雌雄異株が普通で、4月ごろ、淡黄緑色の小花が集まって咲く。実は複合果で...
グラジオラス【gladiolus】
アヤメ科の多年草。高さ約1メートル。葉は剣状で2列につく。夏、赤・白・黄などの色の花が総状に咲く。南アフリカ原産の園芸雑種で、切り花用に栽培。オランダあやめ。唐菖蒲(とうしょうぶ)。《季 夏》
グロキシニア【gloxinia】
イワタバコ科の多年草。茎は短く、卵形の大きな葉をつける。釣鐘形の白・赤・紫色などの花が咲く。ブラジルの原産で、観賞用。多くの品種がある。おおいわぎりそう。
けい‐しゅう【桂秋】
《「桂」は木犀(もくせい)のことで、その花が咲くころという意から》秋の異称。
けい‐とう【鶏頭】
ヒユ科の一年草。花の柄の上部は著しく広がって鶏のとさか状になり、その両面に赤・紅・黄・白色などの小花が密集して咲く。アジアの熱帯地域の原産で、観賞用に古くから栽培され、園芸品種も多い。韓藍(から...
けまん‐そう【華鬘草】
ケシ科の多年草。高さ約60センチ。葉は大きく、羽状複葉。晩春、淡紅色の心臓形の花を総状に垂らして咲く。中国の原産で、古くから観賞用に栽培される。ふじぼたん。たいつりそう。《季 春》「—咲きゐたら...
げっ‐きつ【月橘】
ミカン科の常緑小高木。香りのよい白い五弁花が固まって咲く。実は長さ約1センチの卵形で、熟すと赤くなる。沖縄や中国南部・台湾・東南アジアなどに分布。
げっけい‐じゅ【月桂樹】
クスノキ科の常緑高木。全体に芳香がある。多数の枝が分かれ、長楕円形の葉を密生する。雌雄異株で、春、黄色の小花が密集して咲く。葉から香料をとり、干した葉は香辛料とする。南ヨーロッパの原産で、日本に...
げっ‐とう【月桃】
ショウガ科の多年草。高さ約3メートル。初夏、芳香のある白色の花が咲く。小笠原・沖縄および南方諸島の山野に生え、観賞用に栽培もされる。生葉は包装に、茎は乾燥してマット・漁網などの繊維に利用される。...
げんぺい‐もも【源平桃】
桃の一品種。紅白の重弁花がまじって咲く。さきわけもも。日月桃(じつげつとう)。《季 春》