そう‐こう【操行】
道徳的な面からみた、ふだんの行い。素行。品行。「—がよくない」
そ‐しつ【素質】
1 生まれつきもっている性質。「其品行の—は決して悪性なるに非ず」〈福沢・文明論之概略〉 2 将来すぐれた能力が発揮されるもととなる性質や能力。「音楽家としての—に恵まれる」
たたき‐なお・す【叩き直す】
[動サ五(四)]たたいて、まっすぐにする。転じて、ねじ曲がった品行や心構えを正すために再度鍛える。「性根を—・す」
だ‐らく【堕落】
[名](スル)《4が原義》 1 生活がくずれ、品行がいやしくなること。節操を失うこと。身をもちくずすこと。「酒がもとで—する」 2 物事がその本来あるべき正しい姿や価値を失うこと。「小説も—した...
だん・ずる【弾ずる】
[動サ変][文]だん・ず[サ変]《中世では多く「たんずる」》 1 楽器の弦をかき鳴らす。かなでる。「琴を—・ずる」 2 罪や不正を追及する。弾劾する。「互に此般の不品行あれば、着々其罪を—・じて...
てい‐き【提起】
[名](スル) 1 訴訟や問題・話題などを持ち出すこと。「疑問を—する」「違憲訴訟を—する」 2 持ち上げること。引き上げること。「品行を—するの法」〈福沢・学問のすゝめ〉
とくたい‐せい【特待生】
成績優秀・品行方正で、授業料免除や奨学金の支給などの特典を与えられる学生。
とっ‐けい【篤敬】
[名・形動]人情に厚く、つつしみ深いこと。また、そのさま。「蓋し品行の善なるものは、—正直にして」〈中村訳・西国立志編〉
なまぐさ‐ぼうず【生臭坊主】
《魚肉・獣肉など生臭いものを食べる坊主の意から》戒律を守らない品行の悪い僧。また、俗気の多い僧。
ならず‐もの【成らず者/破落戸】
1 品行の悪い者。また、定職がなく、悪事をして歩きまわる者。無頼漢。ごろつき。 2 生計が思うようにならない者。「銀の才覚—と茶屋にはせかれ」〈浄・女腹切〉