から‐き【唐木】
《中国を経て渡来したところから》熱帯産の上等な木材。シタン・コクタン・ビャクダン・タガヤサンなど。
からき‐ざいく【唐木細工】
唐木で、机・茶だんすなどを細工・製造すること。また、その細工物。
からき‐づくり【唐木造り/唐木作り】
唐木を材料として作ること。また、そのもの。
とう‐ぼく【唐木】
「からき」に同じ。
とう‐もめん【唐木綿】
江戸時代、外国から輸入された木綿。糸が細く、織り幅が広い。
もっ‐こう【木香/唐木香】
キク科の多年草。高さ約2メートルに達し、葉は広楕円形。暗紫色のアザミに似た花をつける。インド北部の原産。根には芳香と苦味があり、乾燥させたものを漢方で健胃・整腸薬に用いる。昔は衣服の防虫剤に用いた。