とう‐み【唐箕】
穀粒を選別する装置。箱形の胴につけた羽根車で風を起こし、その力を利用して秕(しいな)・籾殻(もみがら)・ごみなどを吹き飛ばして、穀粒を下に残す。
とう‐みの【唐蓑】
肩にかけ背をおおう蓑。農作業のときなどに、日光や雨を防ぐために用いる。
とう‐みょう【唐名】
「からな(唐名)2」に同じ。
から‐め【唐目】
⇒とうめ(唐目)
とう‐め【唐目】
《中国宋代の量目による》重さの単位の一。1斤を160匁(約600グラム)とする。からめ。→大和目(やまとめ)
とう‐めい【唐名】
「からな(唐名)2」に同じ。
とう‐もつ【唐物】
⇒とうぶつ(唐物)
とう‐もめん【唐木綿】
江戸時代、外国から輸入された木綿。糸が細く、織り幅が広い。
とう‐ゆみ【唐弓】
繰綿(くりわた)を打って不純物を取り除き、やわらかくする道具。長さ1メートル半ほどの木弓にクジラの筋を弦に張ったもの。わたうちゆみ。
とうりくてん【唐六典】
中国、唐代の官制・法制について記した書。30巻。唐の玄宗の勅撰。李林甫(りりんぽ)らの注。738年成立。大唐六典。