からおり‐もの【唐織物】
「唐織り1・2」に同じ。
から‐かさ【傘/唐傘】
《唐風のかさの意》割り竹の骨に紙を張って油をひき、柄をつけてろくろで開閉できるようにしたかさ。さしがさ。
からかさ‐たけ【唐傘茸】
ハラタケ科のキノコ。夏から秋にかけて林の中の地上に生える。柄は細長く、高さ約30センチ、傘の直径約25センチに達する。傘の褐色の表皮が裂けると、中は白い。食用。にぎりたけ。
から‐かね【唐金】
《中国から製法が伝わったところから》青銅のこと。
から‐かみ【唐紙】
1 中国から渡来した紙。また、それに似せて日本で製した紙。華麗な模様のある厚手の紙が、平安時代には衝立(ついたて)・襖障子(ふすましょうじ)、その他の装飾に用いられた。江戸時代には襖専用の紙を「...
からかみ‐しょうじ【唐紙障子】
唐紙1をはった襖障子。ふすま。からかみ。《季 冬》
から‐かわ【唐皮/唐革】
1 虎(とら)の毛皮。敷皮・尻鞘(しりざや)などに用いる。 2 虎の毛皮で威(おど)した平家重代の鎧(よろい)。「重代の鎧—といふ着背長(きせなが)をば、唐櫃(からびつ)にいれて」〈平家・五〉 ...
から‐き【唐木】
《中国を経て渡来したところから》熱帯産の上等な木材。シタン・コクタン・ビャクダン・タガヤサンなど。
からき‐ざいく【唐木細工】
唐木で、机・茶だんすなどを細工・製造すること。また、その細工物。
からき‐づくり【唐木造り/唐木作り】
唐木を材料として作ること。また、そのもの。