かた‐ず【固唾】
《古くは「かたつ」とも》緊張して息を凝らしているときなどに口中にたまるつば。
から‐つば【空唾】
1 痰(たん)などの混じらない、つば。からつばき。 2 食べ物を前にしたり緊張したりしたときにのみこむ、つば。なまつば。
がい‐だ【咳唾】
1 せきとつば。また、せきばらい。 2 目上の人のお言葉。謦咳(けいがい)。
たん‐つば【痰唾】
たんと、つば。また、たん。
だ【唾】
[常用漢字] [音]ダ(慣) [訓]つば 1 つば。「唾液・唾壺(だこ)/咳唾(がいだ)」 2 つばを吐くようにして嫌う。「唾棄」 [難読]固唾(かたず)
つ【唾】
つば。つばき。唾液(だえき)。「盗人たちは、…いずれも—をのんで、身動きもしない」〈芥川・偸盗〉
つば【唾】
唾液(だえき)。つばき。「—をのみ込む」
つ‐ばき【唾】
《動詞「唾(つは)く」の連用形から。古くは「つはき」》唾液腺(だえきせん)から口の中に分泌されるねっとりした消化液。唾液。つば。
つわ【唾】
つば。つばき。「しきりに—を地面にはいた」〈野間・真空地帯〉
つ‐わき【唾】
⇒つばき